はじめにスマホ割合と購入時期誰が料金を?ウィルス対策メール頻度と保護者との約束利用するSNSとケータイ必要性

よく利用するインターネット上のサービスは?そしてケータイは必要?
   
現在利用しているSNSなどのインターネット上のサービスを選択してください。ケータイ版に限らず、PC版も含みます。現在利用はしていないけれども、過去に利用経験があり、自分のアカウントを現在も削除してないものは選択してください。
(いくつでも選択可)
 ブログ(自分のページ保有)
 プロフ(自分のページ保有)
 自分が作ったホームページ(無料レンタル版も含む)
 ツイッター(自分のアカウント保有)
 YOUTUBE(自分のアカウント保有、無料版は含まない)
 ニコニコ動画(自分のアカウント保有、無料版は含まない)
 フェイスブック(自分のアカウント保有)
 LINE

51   13   50   83   30   23   36   109

現在利用しているネット上のサービス(複数回答可)を聞いてみました。
前述のLINEは71%とほとんどが利用、ついで短文のつぶやきを投稿できるツイッターは半数の54%が利用、ブログと無料レンタル版も含むホームページはそれぞれともに3分の1の33%が利用しており、
フェイスブックは4分の1に相当する24%が利用しています。YOUTUBEやニコニコ動画は20%未満の利用にとどまりますが、これは無料版は含まず、自分の専用アカウント保有している人のみを選択させているので、潜在的な利用者はもっと多いはずです。私のミスで選択肢にミクシーを設定し忘れました。
 実は北海道教育委員会では専門業者に依頼しサイバーパトロールというものを行っています。数年前に流行した学校裏サイトなどの匿名掲示板等で誹謗中傷等の不適切な書き込みが頻発したのが始まりです。現在も日々、専門業者の職員がインターネット上を目を光らせて巡回しているわけです。不適切な書き込みがあると定期的に学校にメールで通知されます。近年は誹謗中傷の被害者や加害者はほとんどなくなっています。その意味ではこの取り組みは加害者側の心理的な抑制にもつながり、効果を発揮しているのかもしれません。しかし、それに代わり個人情報の公開が近年問題となっています。生徒はツイッターやゲームサイトのプロフィールページに気軽に個人情報を掲載してしまうのです。サイバーパトロールでは「大分類=個人情報の公開」「小分類=自身の個人情報を公開」「
リスクレベル=個人が推測出来得る情報」という項目が存在します。情報担当教員としては大分以前にサイバーパトロールが「掲示板」以外の自分の書く日記風サイトの「ブログ」を調べだしたときにはとてもびっくりしました。自分の個人情報の暴露は多少あるけれど、匿名掲示板と違い誹謗中傷などはその中ではほとんどないはずです。しかもブログは自分の日記であり、日記に書く内容に対してまで指導を加えることへの「違和感」を私自身が感じました。もしかしたら自分の空想の物語かもしれません。まったくの素人が小説を書く「ケータイ小説」なども当時は流行していました。
 そして近年、サイバーパトロールが生徒のつぶやくツイッターまで調べだしたことを知ったときにはさらに驚きました。ぼそぼそとつぶやく独り言に対しても現場では指導を加えなければならなくなったわけです。やがて、いつか本名登録を基本とするフェイスブックまで調べだしたら現場で指導する我々学校側も手が回らなくなるのではないかという違う心配をしてしまいます。なにせ利用率は4分の1なのです。生徒のツイッター利用はある程度予測していましたが、
フェイスブックがここまで浸透している現実に驚きを隠せません。フェイスブックの利用を現場は生徒に今後どのように指導すれば良いでしょうか。都道府県側からの判断と指示を待っている現状です。
 フェイスブックの教育者向けガイドでは写真や近況アップデートは18才未満は
「友達」と「友達の友達」および参加している確認済みの学校または勤務先ネットワークに所属する人だけに公開されるようです。また、Facebookメッセージも18歳未満は「すべてのユーザー」に受信設定しても「友達」と「友達の友達」に限定されるようです。運営側も未成年を守るために考えてくれているようです。しかし、ある調査によると「友達の友達」は平均で約3万人だそうです。個人情報を利用しようとする悪意ある人が含まれていないとも限りませんが、疑えばきりがありません。
 私自身はこのページのようにできれば前向きに考えたいと思っています。都道府県側もここまで理解を示してくれれば嬉しいのですが、生徒の「ブログ」や「ツイッター」を疑って探し回っているようでは「フェイスブック」に対する理解を期待しても到底無駄かもしれません。


   
あなたのケータイのアドレス帳には学校の電話番号は登録されていますか?(一つのみ選択)
 登録されている  登録されていない

   
あなたのケータイのアドレス帳には学級担任のケータイ番号が登録されていますか?(一つのみ選択)
登録されている 登録されていない

学校の電話番号  44   109     学級担任の電話番号  112   41

学校代表電話番号がアドレス帳に登録されているかどうか質問してみました。3割が登録しており7割が未登録でした。クラス担任のケータイ番号はその逆で7割が登録されており3割が未登録でした。学校という組織よりも、クラス担任個人への依存が強いのかもしれません。

   
ここだけの話、学校でケータイ電話の充電を行ったことは・・・?(一つのみ選択)   ある   ない

41   112

学校で充電を行ったことがあるかどうかの問いでは27%が「経験あり」と答えています。本校では校内でのケータイ充電は認めていません。このアンケートはふざけた回答を排除するために記名式で実施しました。記名式であるがゆえにここだけの話と前置きしたものの充電の経験の「あり」は正直に書けなかった人がいたかもしれませんが、約3割の人は学校での充電を認めています。学校、家庭の双方でのケータイの利用法のモラル指導が求められているのかもしれません。
   
あなたは現在ケータイ電話をどれほど必要と感じていますか?次のうちもっとも当てはまるものを選んでください。
(一つのみ選択)
 自分自身が絶対に必要不可欠と感じているので保有している。
 周りが持っているから現在もなんとなく保有している。必要性はある程度は感じる。
 親から勧められて現在もなんとなく保有している。必要性はある程度は感じる。
 あれば便利だが、自分はなくても困らないと感じている。それほど必要性は感じない。
 その他の理由で自分の意志に反して保有している。

102   27   8   14   1  

最後にケータイの必要性について質問してみました。必要不可欠なものと答えた人は67%。予想通り、ほとんどの人は必要であると答えました。便利な道具に慣れてしまっては不必要とは感じられないはずです。さて、学校によってはケータイの持ち込みを禁止にしていますが、本校では禁止ではありません。しかし、授業中の使用禁止はもちろん、充電による電力の窃盗行為などは厳重に良心に訴えていく必要があります。生徒は窃盗だという意識が希薄なのかもしれません。また、学校から離れた場所での利用マナーやモラルなどは家庭でのご協力も必要不可欠です。具体的にはJR列車内やバス内などでの通話の禁止、病院や飛行機内での利用禁止、インターネット利用によるトラブル、ウィルス対策ソフトの導入、自室にこもっての長時間の利用、長時間に渡るゲームサイト利用などの依存症的傾向の早期発見とそれに対する適切な指導などです。これらは学校だけの指導では限界があり、親から子供に対する正しい利用法の訴えかけや利用に関わる家庭での約束事の取り決めも必要と感じています。
   
ケータイに関する川柳(5・7・5)を作ってください。ユニークなものは紹介させていただきます。
ペンネームも書いてください。


(※生徒へ)テーブルを活用すると見やすくなる場合があります。カラーも変更できます。

■Answer ペンネーム
 気をつけて 便利にひそむ 悪の影 ぷーさん
 便利でも 不安が大きい ケータイです KM
 ケータイを 忘れただけで 家帰る T3
 あーほしい みんな持ってる スマートフォン スマホ
 あうほん5(ご) 欲しいよ欲しい あいほん5(ご) すてぃーぶ・じょぶす
 間違えて 告白メールを 友達に にれろん
 スマホだと? それでもオレは ガラパゴス ガラ系男子
 気づいたら クラスの人が ほぼスマホ お腹へった
 画面シート 失敗したら 超萎える まあ〜ちゃんず
 ケータイじゃ 伝わらないこと ありません? ・@・
 くらやみの なかでかがやく がめんだけ うめボシ
 ケータイの ゲームにはまり ねられない 睡眠2時間野郎
 このスマホ 充電きれたわ すいまほん ゆーまほん


(※生徒へ)
[サイト名は重要!]
検索エンジンやさまざまなリンク元からあなたの作ったサイトへゲストが訪れますが、サイト名が「私のホームページ」だと人は興味がないので見てもらえません。タイトルタグに何というサイト名を設定するかでカウンタの回転は違ってくるはずです。より具体的なサイト名を設定しましょう。


[もちろんコンテンツ内容はさらに大切]
マニアックなおたくな情報発信がむしろお勧めです! サイトを閲覧する人は調べたくて検索するのです。気ままにネットサーフィン(死語?)する人もいるかもしれませんが、興味があるからこそリンク元をクリックするのです。万人うけするサイトでなくてもかまいません。一部の興味ある人のために情報発信してください。ターゲットの対象を浅く広くではなく、狭く深くでいいのです。万人受けする抽象的な内容(=浅く広く)で情報を発信した場合はせっかく訪れたゲストは1回見ればそれで終わりです。それよりも専門性が高い情報を発信したほうがリピートしてくれるはずです。訪れたゲストを逃がすのはもったいないことです。お気に入りに追加してもらえたら、そのゲストがリピーターとなってカウンタは自然と回ります。



             (2013年4月追加更新)

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